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誰でも金管楽器の音が出せるようになる方法を教えてみる

とりあえず、前置き。

最近ホルンが吹けるようになりました。
と言っても、音階などまだまだ全然操れず、とりあえず「音が鳴るようになった」レベルです。
普通、ホルンとか吹ける人って、中高で吹奏楽部に所属してた人とかに限られると思います。私は中高では水泳部と軽音楽部、ついでに文芸部にしか所属しておらず、未成年の間はリコーダー以外の管楽器に一切触ったこともありませんでした。
少年とは言えない歳になって初めてホルンを吹き始め、ようやく音が出せるようになって、「音鳴らすだけでなんでこんなに難しいんだ馬鹿野郎!」と、心底思いました。正直諦めかけました。
私の場合はホルン吹きが身近にいて、最初の段階からずっとレクチャーしてもらったのでまだ助かりました。しかし、それでも試行錯誤を繰り返し、何度も心が折れかける程度には苦しみました。
これが、身近に教えてくれる人さえいなければどうでしょう。私は独学だけでホルンを吹けたでしょうか?
「押したら鳴る」ピアノや、「弾けば鳴る」ギターと違って、音を出すことさえ上級者のレクチャーを必要とするという点で金管楽器は大きな制約を背負っています。具体的には、新人の参入が滞るという制約です。
そりゃ、上を目指そうという方はどっかの教室にでも通うべきでしょうが、ちょっと軽く楽しみたい、という方が気楽に手を出せないというのは、「音を楽しむ」ことを本分とする「楽器というジャンル」としてはどうなのと言いたい気分になります(ヴァイオリンなどにも言いたいですが……触れないでおきます)。
そこで、とりあえずどんな人でも「一人で無料で」音くらいは出せる世の中にしてやろうと決意を抱き、こんなページを作っちゃいました。

前置き終了。


このページを見れば、誰でも金管楽器の音が出せるようになります!
(注・このやり方は色々とアレなので、慣れるまではなるべく誰もいないところでやったほうが良いと思います。)

①どんなんでもいいから音を出そう!

知ってのとおり、金管楽器は、ただ息を吹き込むだけで音が鳴るようには出来ていません。
ブーッという少し特殊な振動を唇から発生させ、その振動を管に共鳴させることで音を出すしくみです。その振動の出し方がなかなか理解できないのが、大きな壁なのです。

そこでまず、唇から音を出す感覚を掴みましょう。
唇を全力で閉じてください。誰かに上唇と下唇をつままれて全力で引っ張られても、絶対にこじ開けられないというくらいの決意を持って固く引き結んでください。
と言っても、歯の裏に唇を挟んだりとかそこまではしないで下さい。あくまで普通の口の形のまま、唇だけを全力で閉じてください。
できましたか?
できたら今度は、全力で息を吐いてください。口から。
もちろん、唇は引き結んだままです。唇を全身全霊で閉じたまま、それにも優る力で息を押し出してください。いわばあなたの唇と息との戦いです。もうどうなっても構いません。
どっちが勝ったでしょうか。
唇が勝ちそうなら、仕方ありません。ほんの少しだけ、唇の力を弱めてあげてください。あくまで少しだけです。
息が勝ったら、唇のどっかから「ブッ!」だか「プゥ」だか、ひっどい音がして、息が抜けると思います。唾とか飛んだかもしれません。ごめんなさい。
ええ。このひっどい音を出すことが、目的です。

色々と語弊しかありませんが、あえて言ってしまいます。
この「ブッ!」を持続することが、金管楽器の音を鳴らす方法です。

試しに今の音を3秒ぐらい鳴らし続けましょう。「ブピィーッ」とか鳴りますね。聞くに堪えませんね。唾とか汚いですね。
もちろん演奏者はこんなひどいことしていません。ちゃんとした音を出すには、この「ブピィーッ」を綺麗な振動に整えていく必要があるのです。

とりあえずは今の音を唇の中央で出しましょう。
唇のどこかから息が抜けたということは、そこだけ閉める力が(他と比べて)弱かったということです。それを意識して、息の逃げ道を中央に行くように唇の力を調整します。
まだ音は汚いです。でも、正しい音を出す準備はできました。
ここまでのやり方を忘れてしまった場合は、もう一度「ブッ!」からやり直してみてください。

②唇を振動させよう!

小学生の頃、「俺の唇4枚に増えた~」とか、やったことはないでしょうか。
もしくは、馬鹿な男子が教室でやっているのを見たことは無いでしょうか。
あの、唇を外側に折り曲げて、二つ折りになった唇が上下あわせて擬似的に4枚に見えるやつです。
あれが出来る方は、やってみてください。
出来ない場合は、唇を固く結んで、内側だけを搾り出すように前に突き出してみてください。それでもできなければ、唇を固く結んだまま、舌を強引に外に出して、そのまま引っ込めてください。そして鏡を見てください。「俺の唇4枚に増えた~」って言いましょう。言ったら戻りますが。
ここまでは出来ましたか。
ではその状態で、先ほどやった、「ブピィーッ」を鳴らしてみてください。もちろん唇の中央からです。
どうでしょうか。先ほどのように音が鳴れば、少し唇が振動する感覚があるはずです。
音が鳴らなければ唇の力か息の力が弱いです。最初の唇VS息の感覚で、どんなに汚い音でもとにかく出す意識を思い出してください。
唇が振動する感覚、わかりましたか?
わかった方も、わからない方も、次へ進みましょう。

次は、さっきと同じ「唇4枚状態」で、少し音の鳴らし方を変えます。
今までは肺や口の中全体を使って息を出していたと思いますが、一旦それらを封印しましょう。
ではどこを使っていいかと言うと、「前歯と前唇の間の空間」です。
「唇4枚状態」で、この「前歯と前唇の間の空間」に空気を溜めます。
その状態から、肺を使わずにゆっくりこの空気を押し出し、さっきの「ブピィーッ」を鳴らします。
どうでしょうか。さっきよりもよりはっきりと、唇が振動したのがわかるはずです。
わからない方は、唇中央の「息の逃げ道」をかなり狭めに作り(点のような感じでいいです)、もっとゆっくりと息を押し出してください。相当ゆっくりと押し出すと、「ブッ、ブッ、ブッ、ブッ」と断続的に音が鳴ります。これを早くしていきます。ブッブッブッブッ、ブブブブブ。これが振動の感覚です。
この感覚を絶対に忘れないで下さい。

再び、肺と口全体の力の封印を解放します。
もう一度さっきのように音を鳴らしてください。この時、先ほど覚えた「振動の感覚」を意識し、ブブブブブと唇が震えるようにしてみてください。
難しいと感じたら、「息の逃げ道」を狭く、息をゆっくり。ブッブッブッブッ、ブブブブブ。これを徐々に早く、強くしていきます。
もはや最初の頃のような、汚い音は出ていないはずです。「ブルルルルル……」という、細く長い振動が唇を支配しているはずです。

③広い振動を出そう!

今のままでは口がものすごくしんどいですね。たぶん顎が死ぬほどだるいと思います。
それに、このような「か細い振動」ではまだまだ駄目です。
この振動を横に広げていきます。
まずは、さっきまでのように唇の中央から細い振動を出し、それを保ってください。
3秒くらい保ったら、唇の力を一気に抜きます。この3秒保つのが大事です。
「ブルルルプヒョォ……」となって、振動が止まります。しかし、注目して欲しいのはこの振動の止まり際!この止まり際に、一瞬広く大きな振動が出たら成功です。
出なければ、こればっかりは運ゲーです。唇の感じを微妙に変えながら何度も繰りかえしていればそのうち出ます。(必ず最初の振動を3秒保つのを忘れないで下さい。)コツとしては、力を抜く瞬間に口を「い」の形に横長くし、突き出していた唇を正常状態に引っ込めるようにすると出やすいです。
広く大きな振動になる感覚が発見できたら、その発見した感覚を忘れないように何度も繰り返してください。
何度も繰り返しながら、余裕があればその広い振動をちょっとでも長く保てるよう意識してみてください。
ここの感覚が一番難しいです。途中からわけがわからなくなってきます。無理をせず、最初の細い振動に戻しながら、場合によってはもっと前の段階まで戻りながら、ゆっくり感覚を育てていってください。

感覚が自分の中で定着したと感じたら、その広い振動を長時間持続してみましょう。
最初の内は歯を食いしばりながらやると、うまくいく気がします。
(注:ここは経験者によると、オススメできない方法だそうです。
歯を食いしばると口の中が狭くなり、演奏に支障が出るので、そのような癖を最初から身に着けるのはよくない、とのこと。
しかし、私としては、歯を食いしばる方法が最も感覚を掴みやすいと思うので、できるだけ歯を使わずにやってみて、どうしても無理なら歯を使って感覚を身につけ、その後で必ずその癖を抜いてください。)

できたら、最初の細い振動から広い振動へ、そして、広い振動から細い振動へと、交互に変化させるのもやってみてください。
そこまで出来たら、振動の出し方はほぼ完成と言えるでしょう。

④楽器を鳴らそう!

やっと、楽器に入ります。
金管楽器にはマウスピースというものがあります。まあ言ってしまえば口を当てる部分で、取り外しができます。
楽器の音を出すには、そのマウスピースを口に当てながら、振動を出さねばなりません。難問です。
というわけで最初は、指を唇に当てて、この「マウスピースが当たっている状態」を再現します。
使うのは人差し指と中指です。この2本の間を広めに開き、唇の両端に軽く触れます。
この状態で、唇の中央から「細い振動」を出しましょう。
たぶん、指のある位置が中央からは程遠いため、振動にはほとんど影響しないでしょう。
この指の感覚を少しずつ狭くします。
楽器にもよりますが、トランペットやホルンなら、マウスピースの内径は16~17mmになります。まあ相当狭くする必要があります。ただ、最初に練習した「点のような狭い振動」なら、指の間がどんなに狭かろうと影響はしないはずです。
この状態で狭い振動を出せるようになったら、徐々に広い振動に移行します。
最初は無理しなくていいですので、ちょっとでも前より広い振動を出せるようになったら、それをひたすら定着させます。そしてまたちょっと広くします。その繰り返しです。
この時点で、マウスピースを当てても出せるようになっているでしょう。
あとは楽器に実際に触れ、音を出すだけです。レッツトライ。


どうでしたか。
これで音を出せなかったら、ごめんなさい。
あと、これで周りの人から変な目で見られたら、もっとごめんなさい。
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