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水属性ってなんだ???

某所で書いた内容の焼き直し増量版。
なんかこの文章見たことあるなと思ったら、たぶんそれは私なので、多めに見てね。

魔法とか異能力の、属性、について。
アニメ、漫画、ゲーム、ラノベ、色んなところに出てくる概念である。
細かいところは違うが、基本的な設定は同じ。
だいたいと言った具合に分かれ、各キャラごとに得意な属性や苦手な属性がある。あるいは、一人につき一つの属性しか操れない。
この、得意とか苦手とか全く操れないっていう基準として属性なる区分が働いている、というのは重要な事実だと思う。単に分類するだけならどうとでも分類してくれていいのだが、その分類によって実際に個人ごとの能力発現に差が出るというのなら、その裏には、そういった差を生み出すなんらかの理屈が存在しているはずである。

ところで、そのような得意とか苦手という差が生まれる一般的な理由はなんだろう。
例えば、「Aさんは数学が得意だが、国語が苦手です」とか、「鉄棒は得意だが、マット運動は苦手です」とか、「アクションゲームは得意だが、パズルゲームは苦手です」と言った場合、その得意と苦手を分けるものはなんだろう。
あまりにも馬鹿げた質問だろうか。
当然だけども、何かを得意になるためには、習得すべき技術や考え方、コツといったものがあると思われる。あるいはそれが身につきやすいかどうかという才能の問題もあるだろう。そのような身につけるべき技術やコツが、ジャンルごとに違うことによって、得意と苦手の差は発生する。
例えば、論理的感覚を磨くことで数学が得意になるが、それは別に国語には関わらない(本当にそうかは置いておく)。だからAさんは数学だけを得意になり、国語は得意にならなかった。

魔法の属性についても、同じような考え方ができるはずだ。
つまり、炎属性のとある魔術師は、炎属性の魔法を司るための何らかの技術や考え方やコツを習得した為に、炎魔法が得意になった。努力したかもしれないし、才能があったかもしれないが、とにかく何かを習得した。
しかし彼は雷属性の魔法が使えない。なぜかと言うと、雷属性の魔法に必要な何かを習得していないから。
つまり、数学における論理的感覚を習得したが、国語における言語的感覚を習得できなかったAさんのように、彼は炎属性における何かを習得したが、雷属性における何かを習得できなかった。
何かとはなんだろう。それはわからないし、世界によるとしかいえない。
ただ重要なのは、その「何か」は、複数の属性に共通する何かではないということだ。
もしかすると、魔法自体を使うために全員が習得すべき何かはあるかもしれないが、その場合は「魔法全体のための何か」+「炎属性のための何か」が必要だろうから、今は後者のみを考える。

確かに火を起こすのと電気を起こすので、必要なコツが違うというのは自然に思える。片や熱を発生させ(もしくは化学反応を起こし)、片や電子を動かしているのだ。
私の観測範囲では(一度この言葉を使ってみたかった)、漫画やゲーム、ラノベなどでそれぞれの属性では以下のような現象を担当している(あえて水属性を除いている)。

炎:発火、燃焼、温度上昇、火の玉を飛ばす
→火の玉を飛ばすのは単に杖を振る挙動などで物理的に飛ばしていると考えられる。本質的には熱の発生。
風:突風や竜巻の発生、かまいたち
→かまいたちは真空によるもの。つまりどれも空気を移動させている。本質は気体の操作か。
雷:電撃、麻痺による攻撃
→麻痺は電気によって筋肉を刺激している。いずれも電流の操作。
地:石や岩を飛ばす、局地的地震、地割れ
→ゲームによっては自分で投げたり四股踏んでるように見える。いずれも物凄い怪力があれば物理的に可能なので、それを実現する身体能力の強化が本質か。もし離れて操作しているなら、サイコキネシスに近い。
木:植物の発生、操作、寄生
→植物を急成長させる能力と考えるといずれも説明がつく。ある程度成長方向を制御する技術も必要。
光:発光、浄化、回復
→宗教的な力を使っていると思われる。神との契約によるものと仮定できるが詳細不明。
闇:暗闇の発生、悪魔召喚、呪い
→こちらも逆の意味で宗教的な力を使っていると思われる。契約したのは悪魔か。

こうして見ると、それぞれ独自の技術領域を持っていると改めて感心する。
なお、私が独自に考案した「エネルギー変換モデル」では、炎属性が熱エネルギー、風属性が運動エネルギー、雷属性が電気エネルギー、などとそれぞれ異なるエネルギー状態を担当していて、魔力をそのエネルギーに変換することで現象を起こしていると説明できる。
このモデルはゲームにある「MP方式」と「エネルギー保存則」が見事に合致していてお気に入りなのだが、まあ今はいい。
問題は水属性である。私の知る限り、水属性の魔術師が起こしている現象には、以下の3点が見られる。
・水を発生させる。
・水を操作する。
・(作品によっては氷属性が担当するが)水を凍らせる。

私の言いたいことも3点にまとめられる。
1.水属性、高度すぎだろ
2.水属性魔術師、他の属性も操れそうなんだけど
3.「水」だけ属性としておかしい


ひとつずつ見ていこう。

1.水属性、高度すぎだろ
もう一度水属性魔術師のこなすべき現象を思い出して欲しいのだが、そもそも、水を発生させるのと水を操作するのって、かなり現象として別物だと思う。
少なくとも、発火と発電の距離感、よりは確実に、ある物質の創造とその物質の操作、のほうが離れている気がする。
あるいは創造の部分は水の召喚かもしれないし、大気を冷やして水を精製しているのかもしれない。だがいずれにしても操作とはまるで別ジャンルだ。
何が言いたいかと言うと、最初にやたら丁寧に書いておいた、得意になるために技術を習得する、と言う話なのだが。
炎属性と雷属性の習得すべき技術がある程度離れているんなら、水の発生と水の操作もやっぱり別の技術なんでは?
炎属性は得意だけど雷属性はできません、と言う人とほとんど同じくらいには、水の発生は得意だけど操作は何回やってもできません、と言う人がいてもおかしくないだろう。ならば水の魔術師というやつは、その他の属性を2個習得することと同じハードルを乗り越えた存在、ということになる。
それだけやって、出来る魔法は洪水起こす程度が限界。
素直に他の属性を2つ揃えた方が効率がいいと思うのは私だけか。

2.水属性魔術師、他の属性も操れそうなんだけど
水の創造(または召喚)にしても操作にしても、水に限定する意味がまるでわからない。
もう一度技術の話に戻るが、水属性魔術師は、最低でも次の2つの技術を持っているはずである。
・何もないところから水を発生させることに関わる技術。
・大量の水を自在に遠隔操作することに関わる技術。
これだけのことをやってのける魔術師が、これらの技術を他にも応用できないとは、到底思えない。
発生にしても操作にしても、対象にできるのがなぜH2Oという特定の分子だけなんだ?
H2Oを作成できる人間が、O2やら何やらを作成できないわけがないし、操作のほうはやってることがただのサイコキネシスだ。特定の分子のみに働くサイコキネシスなんて不自然すぎる。
何が言いたいかというと、それだけの技術を持っていれば、炎属性やら風属性やら雷属性の起こす類の現象は余裕でできるだろう、ということである。
そこまでできて、やってることは最大限度が洪水。
ちょっと勿体なすぎるんじゃないか、水属性魔術師よ。

3.「水」だけ属性としておかしい
すごく言いたいことがある。
なぜそこまで、水という単一物質のエキスパートたることにこだわるんだ。
そもそも水は世界に限りなく存在する様々な物質のうちの、ひとつの名称にすぎない。
炎やら雷やら、ある意味で「現象そのもの」を冠する属性と違って、水と言う属性名だけどこかおかしい。
水が属性になるなら、硫黄属性とか、二酸化炭素属性とか、水酸化アルミニウム属性とかがあってもおかしくないはずだ。
実は水属性魔術師、やろうとすればこれらの物質も操れるとか、そんなことは無いよな?
物質属性、とか、それくらいのほうが属性名としては浮いてない気がしてしまうのだが。

これまでの考察をまとめると、水属性魔術師は実はものすごく高度なことをしていて、やろうとすれば大体のことはできて、でも今のところ洪水しか起こしていないということがわかる。
なんかもう、アレだ。きっと水が大好きなんだ。
でなければ、これほどまでに苦労して水魔法を極めることが出来ない世界なんだ、たぶん。
だから水属性魔術師は水にしか興味がなく、水以外を操る気はないんだろう。
……うん、なんか、洪水程度で収まってくれてるくらいでいい気がする。

結論:水属性魔術師は、怒らせると怖い。
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